最近の開発環境ではコードの補完入力がされる事が多くなっています。 Smalltalk は長い名前が付けられている事も多いので同じく補完入力が出来ると便利です。そんな時に便利な OCompletion を導入してみましょう。
システムをアップデートする
Workspace に次のように入力して “DoIt” してシステムをアップデートしておきます。
Utilities updateFromServer |
設定クラスをダウンロードする
まずデスクトップメニューを開き、”open…” を選択すると “open…” メニューが開くので “Monticello Browser” を選択します。
“Monticello Browser” はパッケージ管理システムです。まず、リポジトリを追加します。”+Repository” ボタンを押します。
リポジトリタイプを聞いてくるので “HTTP” を選択します。
内容を
MCHttpRepository location: 'http://www.squeaksource.com/MetacelloRepository' user: 'squeak' password: 'squeak' |
OCompletion を設定する
リポジトリが開いたら左側のペインで “ConfigurationOfOCompletion” を探して選択し、右側のペインで一番上の行を選択して “Load” ボタンを押すとダウンロードが始まるので終わるのを待ちます。
終わったら Workspace から
(ConfigurationOfOCompletion project version: '1.4') load |
と入力して “DoIt” するとロードが始まりますので、終わるのを待ちます。
無事に終了したら Workspace などで入力をすると補完がされるようになっているはずです。上下キーで補完対象を選択し、Tab キーで残りの入力がされるようになっていたり、対になる括弧やクォーテーションが補完されるようになります。